戦国が運営するプロeスポーツチーム「QT DIG∞」は、同チームRacing部門所属の佐藤彰太選手が、12月20日(土)に開催された「GT World Series 2025 World Finals Manufacturers Cup」において、「Porsche(ポルシェ)」代表チームの一員として出場し、シリーズ年間王者に輝いたことを発表した。
世界各地を転戦し、選抜選手がポイントを競うレース
「GT World Series 2025 World Finals Manufacturers Cup」は、ロンドン(ラウンド1)、ベルリン(ラウンド2)、ロサンゼルス(ラウンド3)と世界各地を転戦し、選抜された代表選手がポイントを競うレースだ。
「QT DIG∞」の本拠地である福岡で開催された今回の「ワールドファイナル」には、各ラウンドで活躍した精鋭3名が集結。年間チャンピオンの座をかけた最終決戦が行われた。
「Porsche」チームが年間王者に輝く
佐藤彰太選手を含む「Porsche」チームは、ラウンド3終了時点で暫定4位。優勝には厳しい状況で迎えたという全4レース制の決勝だったが、ここから驚異的な追い上げを見せた。 レース1で佐藤彰太選手が順位を上げ暫定3位につけると、続くレース2・3でもチームメイトが好走。暫定1位のポールポジションを獲得し、運命のファイナルレースへ挑んだ。
ファイナルレースは、代表選手3名がドライバー交代を行いながら走る総力戦。最終走者を託されたのは佐藤彰太選手だった。トップでバトンを受け取ったものの、後続車との差はわずか。常に背後からのプレッシャーを受ける過酷な展開の中で、世界の強豪を相手に一歩も引かない安定したドライビングを披露。そのままトップでチェッカーを受け、「Porsche」チームを年間王者へと導いだ。
「QT DIG∞」としては、昨シーズンの川上奏選手に続き、Racing部門所属選手が2年連続で世界大会優勝チームのメンバーとなる快挙を達成している。
佐藤彰太選手のコメント
佐藤彰太選手は、「嬉しいというより安堵の気持ちです。チームメイト2人がとても速い選手だったので、代表になった時から自分がキーマンだと思っていました。ワールドファイナルでは、レース1はとにかく順位を落とさないことを優先しました。冷静な判断ができて良かったです。その後、レース2、3でチームメイトが1位取り、グランドファイナル前にランキング1位になりました。
オフライン大会は2度目でしたが、1度目のロンドンで上位争いができたという経験を活かし、ファイナルレースに自信を持って望むことができました。ファイナルレースでは後続車とのタイム差がなく、観戦している方々はハラハラしていたかもしれませんが、同じ条件で走っている相手には負ける気がしませんでした。展開に恵まれたところもありましたが、レースで勝てた＆チャンピオン取れて本当に良かったです(後略)」とコメントを寄せた。
国内での活動も加速させる「QT DIG∞」
「QT DIG∞」は、世界での勝利を弾みに、国内での活動も加速させるという。国内のeモータースポーツ大会「2025 AUTOBACS JEGT Supported by GRAN TURISMO」において、「QT DIG∞」は12月時点で暫定首位を快走中。
2026年1月11日(日)、東京オートサロン(幕張メッセ)にて開催されるオフライン大会において、前人未到の大会4連覇を目指し、チーム一丸となって邁進していくという。
戦国について
戦国は、eスポーツの無限の可能性を追求し、プロeスポーツチーム、「QT DIG∞」の運営やイベントの企画、選手育成・教育など、eスポーツに関わる事業を展開している。
「QT DIG∞」は、福岡天神「esports Challenger’s Park」をホームスタジアムとして活動するプロeスポーツチーム。12月時点で海外選手を含め40名を超える選手が所属しており、現在扱っているゲームタイトルは『VALORANT』『Fortnite』等の8部門。
プロ選手のスキルと人間性を高め、世界から憧れの対象となるようなeスポーツチームを創り、社会的に活躍できる場を広げるとともに、礼儀・礼節を重んじるクリーンなチーム作りや、日本らしいスポーツ文化・情熱を国外発信することで、子どもたちの憧れや夢となるチームを目指している。
「Porsche」代表チームの一員としてシリーズ年間王者に輝いた佐藤彰太選手の活躍に注目するとともに、プロeスポーツチーム「QT DIG∞」についてもチェックしてみては。
「QT DIG∞」公式HP：https://qtdig.com
(ソルトピーチ)
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